地獄先生ぬ~べ~
(第1話より)
東京のはずれに位置する童守町。その町には、冥界とこの世をつなぐ秘密の扉“天狗塚”があった。
ある夜、何者かの手によってその扉が開かれ、人間の心の闇に棲みつく妖怪たちが町に放たれた…。
不吉な予感に導かれるように町にやってきたのは、童守高校の新任教師・鵺野鳴介(丸山隆平)通称ぬ~べ~。生徒を思う気持ちは人一倍だが、少々ドジで熱さも空回りしてしまいがちな彼は、新しく2年3組の担任になることに。しかし、生徒たちはキザなイケメン新任教師・玉(たま)藻(も)(速水もこみち)に夢中。しかも、ぬ~べ~は着任早々学校の七不思議に異常なほどの興味を示して、同僚の美人教師・リツコ(桐谷美玲)からも不審がられてしまう。
そんな中2年3組の生徒に問題が発生!女子生徒の中で“ノロちゃん”と呼ばれている法子(水谷果穂)が、
鏡の中の何物かから奇妙な声で話しかけられるようになったのだ。周囲の友達から大人しくて目立たないキャラを押し付けられているように感じていた法子は、自分らしさが何かを思い悩むあまり、自分を見失ってしまう。
法子の心の闇に“なにものか”が入り込んだ気配に気づいたぬ~べ~は、校内を密かにパトロールし始める。
実はぬ~べ~は、妖怪たちを葬る特別なパワーを持つ霊能力教師だったのだ!!
そんな中、怪奇現象オタクのまこと(知念侑李)が、童守高校の七不思議のひとつ“真実の鏡”を確かめようと言い出し、生徒達が夜の学校に忍びこんだ。