ゼロの真実 ~監察医・松本真央~
中央監察医務院。新しく監察医に加わることになった松本真央(武井咲)は、10歳で渡米し、3年飛び級で法医学を学んだという才女。IQは150を超えるという。そんな常人離れした真央は、プロファイラーのような洞察力で、いきなり上司のプライベートをずけずけと分析するなど、たちまち一同を困惑させる。ただ一人、印田恭子をのぞいて…。
着任初日、多数の解剖がなされ、慌ただしく一日が過ぎようとしていた夕方、死因に納得できないという遺族が押し掛けてくる。遺体は、建設現場の足場から落ちたらしい中年男性。真央は、一日の疲れなど微塵も見せることなく、とりつかれたように死因を調べ始める。すると、中年男性は、単純に足場から落ちて頭を打ったのではないことが判明。事件性が浮上する。