義母と娘のブルース
<ストーリー>
数年前に母親を亡くし、父親の 良一 (竹野内豊) と父一人子一人で生きてきた 宮本みゆき (横溝菜帆)。
そんな彼女の前にある一人のキャリアウーマンが現れる。彼女の名前は 岩木亜希子 (綾瀬はるか)。
業界トップシェアの金属会社・光友金属の営業部長を務める彼女は、みゆきの新しい義母になる女性であった。
そんな亜希子とみゆきの初対面の日。
亜希子はみゆきに名刺を差し出し、「私、このような者にございます」と挨拶するが、みゆきは「私、この人嫌い」と一蹴。
「初手の5分で心をつかめなければ、そのプレゼンは失敗です」謎の封筒を置いて帰ってしまう亜希子。
亜希子が来ることを聞かされていなかったみゆきは良一をギロリ。
慌てふためく良一はみゆきを必死に説得するが逆に言い負かされてしまう。
亜希子の義母としての初陣は、あえなく惨敗に終わるのだった。
しかし、“戦国部長” の異名を持つ亜希子は、このままでは終わらない。
百戦錬磨のビジネス経験を活かし、みゆきの心をつかもうとありとあらゆる策を練る。
児童心理学の書籍を読み漁り、みゆきを知る人間に片っ端からリサーチをかける。
会社の後輩・田口朝正 (浅利陽介) をも巻き込み、とっておきの作戦を立てる。